輪島がれき問題 梶文明市長の限界それとも貰い得を狙っているのか。

輪島がれき問題 梶文明市長の限界

輪島がれき焼却 梶文明市長の限界 環境省が今年度末(3月)でがれき広域処理の受け入れ先を確定と言っています。梶文秋輪島市長は、依然として6,000トンを美谷町クリーンセンターで処理すると言い張っていますがクリーンセンターのある美谷町との焼却協定改定変更はできていません。(美谷町との協定では輪島以外のごみの焼却はしないことになっています。)

がれきは、やはりなかった。と言うニュースも流れるようになってきました。

2013年2月24日に北陸中日新聞記事より 「震災廃棄物45%を処理}               (文中)被災地以外の自治体で代行する広域処理は、岩手県、宮城県両県が要請する69万トンのうち62万トン分の受け入れ先のめどが立った(一部抜粋)と記されている。 もうほとんどがれきの広域処理量は必要がなく現地処理が可能となっている。(焼却施設も岩手、宮城両県で30機余の仮設焼却炉も設置された)

2013年2月24日毎日新聞では「震災がれき未処理でも交付金」 「検討」の7市町・3団体に176億円 北海道 中・北空知廃棄物処理広域連合に 28,2億円   秋田県 鹿角広域行政組合 2億円  潟上市2、8億円  群馬県伊勢崎市2,7億円  玉村町11,3億円  高崎市0,6億円  甘楽西部環境衛生施設組合3,8億円  埼玉県川口市36,3億円  京都府綾部市2,9億円  大阪府堺市86億円を 環境省が交付することが分かった。 堺市などは、当初、受け入れを検討したが、がれきの全体量が判明後、環境省が必要がなくなったと判断し、受け入れから除外した。予算は各地の廃棄物処理施設の整備などにあてられる。環境省は「がれきの総量が分からないない中で広域処理に協力を求めた。返還は求めない」としている。(記事中一部抜粋)

安倍自民政権になり予算の見直しも図られ流れは、がれき総量の見積もり違いもあり、広域処理の見直し精査がなされ誰が考えても東北より高い運賃をかけ処理する無駄が明らかで省かれようとしています。(上の新聞記事転載にもあるように堺市のように手をあげただけでお金が入ってきたんですね。国税の無駄づかいです。2013年1月1日からは所得税の「復興増税」とし25年間にわたり増税、住民税の増税は2014年6月から始まります。復興予算では、民主党政権下で環境省によるがれき処理予算のばらまきで被災地以外に使われる流用が問題になっており、使い方を見直し改める必要があります。)

輪島市は依然受入れと言っていますが、肝心の来年度予算編成で震災がれきの処理費用を盛り込むことをしていません。それは当然なことで美谷町の同意が得られていないからです。 梶文秋市長は依然として美谷町の理解を得て補正予算で対応したいと述べていますが何か環境省と約束があるかいと疑ってしまいます。いちぬけたと言ってきっぱりやめればいいのですが、これが言えないところに梶文秋長の限界があります。それとも堺市のように貰い得を狙っている腹の座った政治屋なのでしょうか?

出典石川テレビニュース 輪島市が受け入れ予定地から除外の可能性も 2013/02/25 Mon 18:45  http://www.ishikawa-tv.com/news/main.php?id=20417

東日本大震災で発生した震災廃棄物をめぐり輪島市が受け入れ予定地から外れる可能性のあることが明らかになりました。これは受け入れに反対する市民グループと輪島市とのやり取りの中で市の丹圃俊記福祉環境部長が明らかにしたものです。環境省は震災廃棄物の受け入れ先を来月末までに調整する方針で地元の理解を得られない状況が続けば受け入れ予定地から外れる可能性があるということです。輪島市が受け入れを検討している岩手県の震災廃棄物は今年いっぱいで処理が完了する予定で輪島市が4月から本格的に受け入れを始めたとしても処理する量は計画の半分程度になるということです。

2月25日には、石川の里山里海・子どもたちの未来を放射能から守る会代表(新木 順子代表)が7回目の震災がれきの受け入れをただちに断念されるよう求める申し入れ書を輪島市長あてに提出しました。合わせて前回申し入れ意向の反対署名計13,898筆も提出以下転載いたします。

出典 石川の里山里海・子どもたちの未来を放射能から守る会ブログ 代表 新木 順子 http://blog.goo.ne.jp/wajimagareki/e/b8b7d1dbb0acf2960e9f25b69705a747        午後2時から輪島市に対し、受入断念を求める申し入れをおこなう。                  環境省が今年度末で広域処理の受け入れ先を確定するという中、輪島市は来年度予算に震災がれきの処理費を盛り込むことができなかった。 これ以上、震災がれき問題を引きずることは、被災地に対して迷惑であるだけでなく、美谷町の住民にも迷惑、輪島市民にも迷惑、おそらく環境省もダメならダメと言ってくれというのが本音あろうから環境省にも迷惑。蛇の生殺し状態を続けることは周り中に迷惑であり、ただちに断念するべきだ!というのが今日の申し入れの趣旨である。 合わせて前回申し入れ意向の反対署名も提出し、計13,898筆となった。

対応した丹圃福祉環境部長は、美谷町の役員を中心に理解を得たいと述べたが、質疑の中で最終的に美谷町の総会で、住民の総意として了解を得なければならないという市の見解を明らかにした。 理解が得られなければ対象自治体からはずれる可能性も匂わしたが、ここはこの間の経緯をみる限り、最後まで決して油断できない。

震災がれき受入断念を求める申入書

2013年2月25日 輪島市長 梶 文秋 様

石川の里山里海・子どもたちの 未来を放射能から守る会 代表 新木 順子

震災がれき受入断念を求める申入書

昨年暮れの震災がれきの搬入強行と試験焼却の実施は多くの市民を驚かせました。「他市町村の廃棄物を受入れしない」と明記した「ごみ処理事業に伴う協定書」を美谷町と交わしているにもかかわらず、市長が堂々と協定違反をやってのけたからです。「国難だから協定には違反しない」との発言がありました。震災を理由にした独裁者の発言です。このような開き直りは日本中どこであろうと通用するはずもなく、輪島の恥を全国にさらしました。 さらに来年度予算を発表した22日には、試験焼却の調査結果について「安全性については地元も了解している」と全く根拠のないでたらめな説明を報道陣に対しておこなっています。                                                                                    どこまで美谷町の住民の気持ちを踏みにじれば気が済むのでしょうか。 まさに恥も外聞もなく何が何でも震災がれきを受け入れようと突き進む輪島市ですが、環境省は今年度内に広域処理の受け入れ先を確定する方針を示しています。そもそも広域処理の必要性がなく、しかも先月にはがれきの量が当初の推計量の6分の1であることがあきらかとなったのですから、もはや広域処理の要請を続ける理由がなくなったのです。                                                                                             輪島市は環境大臣から県へ6000トンの受入要請があり、いまなお環境省の計画の中に輪島市受入分6000トンが盛り込まれていると説明しています。しかし、この間の環境省や岩手県から公表された数値を見るならば、輪島市が断念しても仮設焼却炉はじめ岩手県内の焼却施設で処理されるだけのことで、処理が滞るとは考えられません。 こうした中、注目された来年度予算編成ですが、輪島市は震災がれきの処理費用を盛り込むことができませんでした。美谷町の同意が得られていないのですから当然です。市長は依然として美谷町の理解を得て補正予算で対応したいと述べていますが、いつまでも受け入れに固執していては、かえって現地処理の妨げとなります。                                                           本心から被災地支援を願うのならばただちに受け入れを断念すべきです。 焼却炉の補修財源として復興予算を当てにしていたのならば、被災地の復興支援の原点に立ち返り、潔くあきらめるべきです。 美谷町の受入反対の意思は固く、光浦町はじめ周辺地区住民も試験焼却強行に対する怒りで、本焼却断固阻止の決意はより強固になっています。輪島崎町漁業会や県漁協女性部輪島崎支部では、試験焼却後あらためて受入断念を求める決議を採択しています。必要性がなく、貴重な復興財源の無駄遣いがより明白になったいま、震災がれきの受け入れは、市内外のさらに多くの市民の批判を招くことは間違いありません。あらためて以下一点を要請します。

記 1.震災がれきの受け入れをただちに断念されるよう求めます。

 

拡散です。皆さん応援してください。                                     石川の里山里海・子どもたちの未来を放射能から守る会ブログ 代表 新木順子 http://blog.goo.ne.jp/wajimagareki/e/b8b7d1dbb0acf2960e9f25b69705a747

 

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